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こんにちは!管理職歴20年以上、管理職アドバイザーのあきよしです!

今回はこのような悩みを解消するための記事になっています。
ややこしいよね!
違いはこの通り!

この記事では、目的と目標の違いについて、目的の重要性などをわかりやすく解説していきます。

約3分で読める記事になってるよ♪
ぜひ最後までお付き合いください♪
目的と目標の違いを例で解説
目的と目標の違いは何か?
とてもよく聞かれる質問だよ!

結論から言うと、

目的:ゴール地点、どうなっていたいか、全ての活動の軸
目標:ゴールに向かうための中間ポイント ゴールするためにまずどこへ行くか
このようなイメージになります。

絵で見るとわかりやすい~♪
目的は、「最終的にこうなっていたい」という姿で、全ての活動の軸となります。
比較的、抽象的になりやすいのが特徴だね!

目的の例:「○○の業界でトップになる!」
それに対して目標は、目的に向かうための中間ポイントとなります。
こちらは数値目標を設定するのが特徴!

目標の例:「今年度○○の売り上げ前年度より30%アップ」
こうやって見ると、目的と目標の違いがハッキリ明確になりましたね。
そしてこの2つは密接に関係しているんだ。

目的があっての目標
必ず目標をたてる時には目的を明確にしなくてはいけません。

目的を明確にしなかったらどうなるんだろう…
下の図を見てみましょう。
山が2つあって、左の山が「目的地」です。
おやおや、違う山を登り始めちゃったよ…



お~い!そっちじゃないよぉ~!
そうです!そもそも登る山を間違えているという話になります。
早めに気付けばいいですが、気付かないでどんどん登っていると、そこに掛けた時間と労力が全てムダになってしまいます。
なので目標をたてる時には必ず「目的」を明確にして、その山を登るために何をするのかを意識しましょう。
先に目標を考えるのはNGだからね!

ここまで話してきたように、「目的」とは全ての活動の軸となり、とても重要です。
「目標」はとても重要ですが、ここからは「目的」について詳しく解説していきます。
▼▼ 合わせて読もう ▼▼
※目標設定について詳しく解説しています

目的と目標の違いはわかりました!
うんうん!それは何より♪
目的は決めただけではダメなのは知ってる?


えっ?どういうことですか?
目的はちゃんとチームメンバーに分かるように明確にするんだよ!

では、ここからは目的の重要さとメンバーに周知させる方法を解説していきましょう。
目的はとても重要!例を使って分かりやすく解説

目的を明確にすることの大切さ
部署、チームなど組織を結成する時には、必ずそこに何かを実現したいという『目的』があるはずです。
その目的こそチームが活動をしていく上での旗印となるのです。
そこがハッキリしていないとチームは迷走し、すぐにバラバラになります。
なので何かを始める時には必ず目的を明確にしてチームメンバーで共有するようにしましょう!

皆にちゃんと伝えればいいんですね!よーし…
あ!ちょっと待って!目的の中身も注意が必要だよ!

目的を考える時に、つい目先のことに捉われてしまうことがあります。

え~、何でもいいんじゃないんですか?
よくある勘違い
現場では目的と手段を勘違いしてしまうことがよく見受けられます。
『こんな製品を作りたい!』 『リードタイムを短縮したい!』
『こんな製品を作って〇〇を実現したい!』 『リードタイムを短縮して余剰在庫を減らしたい!』
違いがわかるかな?

上の✕のほうは、なぜ?その製品を作りたいのか? なぜ?リードタイムを短縮したいのか?
その要となる
「なぜ?」
の部分がありません。
下の〇のほうは、こうなりたいんだ!というのが明確になっています。
ここで認識しなくてはいけないのは、
どのような状態、結果になりたいか??なのです。
この「なぜ?」を伝えることによって人は心が奮い立つんだ!

「なぜ?」を伝える大切さは下の記事でも紹介しています。
▼▼ 合わせて読もう ▼▼
※書籍「WHYから始めよ」について詳しく解説しています

でもよく考えたら「目的」を考えるのは経営者の仕事なんじゃ…
いいとこに気がついたね!


経営者の掲げた「目的」をそのまま伝えれば楽ですね
そう上手くいけばいいんだけどね…

中間管理職の腕の見せ所
組織で働いていると、目的が不明確なまま上層部からミッションが下されることは当然出てきます。
今期は1億円の売り上げをあげてくれ!

これは自分の意思ではないがやらなければならないことです。
だからといって、これを自分のチームに目的として落とし込んだらどうなるでしょうか?
今期は売り上げ1億円を達成するために俺らの部署も改善目標を立てるぞ!


はい。(1億円売り上げたからって何かあんのかなぁ…)
これではチームのモチベーションは全然上がらずチームのまとまりも無くなるでしょう。
ここが中間管理職の腕の見せ所!

会社の方針や経営者の思いを汲んだうえで、自分のチームの目的を考えましょう。
上記のことを踏まえてチームミッションを検討します。
そしてそのチームミッションが正しいか上司に確認しましょう。
ここで会社の方針とベクトルをしっかり合わせておかないと大きな問題になってしまいます。
こうして完成したミッションをチームメンバーに伝えましょう!
会社がこの業界で1位になるために我々は今期の売上げ目標1億円を達成しなくてはいけない。
なのでこの目標を達成するために自分たちに何ができるか検討しよう!


うわぁ、業界1位ってカッコいいなぁ!僕も精一杯頑張ってみよう!
こうなればチームの雰囲気は激変し、モチベーションの高さではどのチームにも負けない状態になるはずです。
これで「目的」は定まったね♪あとは中間ポイントの「目標」を決めていこう!

目的と目標を可視化しよう!
危険なキーワード
目的をハッキリさせたことでチームの雰囲気は変わります。
そこから、我々のチームは何をやって会社に貢献していくか?要は目標設定を行います。
しかしここで注意!

最近では『社畜』という言葉も生まれ、会社に貢献という言葉を使うと嫌気が差す人が割と居ます。
なのであまり『会社に貢献』や『会社のために』というワードはなるべく使わないようにしたほうがいいでしょう。
目標値の設定に関してはとても大事なので以下の記事で解説しています。
▼▼ 合わせて読もう ▼▼
※目標設定について詳しく解説しています

目標はバッチリ決まりました~!
後は目的と目標を忘れずに活動できるかだね!

目的と目標を可視化しよう!
改善活動などは、会社によって半年、1年と期間を設けます。
途中で目的と目標を忘れないように気を付けなくてはなりません。

確かに途中で忘れそう
平気平気♪忘れないように掲示しちゃおう!

目的と目標がハッキリ決まったら、目につくところに掲示しましょう!

私は朝礼の場所、会議室など人が集まる場所などに掲示しています。
そしてもう1つおすすめは『計画表』です。
目標を達成するためには計画を立てるでしょう。
そこに当然ながら目標は入れると思いますが、目的も入れることによってグッと良い計画表になります。
これで目指す行き先は決まりました!

やったぁ!できました~!
あとはチームメンバー一丸となって突き進んでください!
きっと素敵な結果が待ってるよ!

まとめ:目的と目標の違い

目的と目標の違い
目的の重要さ
「目的」は組織運営をおこなう上で必ず必要となるビジョンです。
この目的を掲げることで組織は真っすぐ前に進んでいくことができます。
必ず何かを始めたり、伝えたりする時はしっかり「目的」を伝えるようにしましょう!
更にチームワークを高めたい方は下記の記事をチェック
▼▼ 合わせて読もう ▼▼
最後に…
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