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こんにちは!管理職歴20年以上、管理職アドバイザーのあきよしです!
皆さんは管理職やチームリーダーに任命された時に、「自分はそんな器じゃない!」と尻込みしたことはないでしょうか?
今回はこのような悩みを解消するための記事になっています。
解消なんてできるんですかぁ?
とても参考になる本があるよ!!
今回ご紹介する本は、そんな方たちの不安を吹き飛ばす会心の1冊になります。
今回のオススメ本:『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方』
オススメの理由
今回、当ブログで初めての本の紹介になるのですが、最初に紹介する本、 岩田松雄さん著書の『「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方 』 は、ブログをやり始めた時から決めていました。絶対にこの本だけは最初に紹介したい!と。
この本を読む前の私は、リーダーとは強いリーダーシップを持ち、常に先頭に立って、俺についてこい!という雰囲気をいつも出しているカリスマ的存在をイメージしていました。
なので初めてリーダーに任命された時は、
チームメンバーに弱みを見せてはいけない!
と常に肩に力が入った状態で仕事をしていました。
失敗は絶対にしてはいけないと自分で自分にプレッシャーをかけていたため、いつしか仕事を楽しめなくなっていた自分…
そんな時にこの本に出会い、
考え方が180度変わったよ!
この本では、
リーダーは特別な存在じゃなくてもいい、普通の人でもできる、弱くてもかまわない…
そのようなことを、誰でも分かるようにとても優しい言葉で解説してくれています。
著者「岩田松雄さん」の紹介
著者の略歴
著者の岩田松雄さんは1958年生まれで、大阪大学経済学部卒業後、日産自動車株式会社に就職。
日産自動車の社内留学制度で、カリフォルニア大学ロサンゼルス校アンダーソンマネジメントスクールMBA取得した。
その後、1995年にジェミニ・コンサルティング・ジャパンに入社。
1996年に日本コカ・コーラ(株)に入社し、購買を通じ、コスト削減に大きな実績をあげる。
そして1999年にコカ・コーラビバレッジサービス(株)の常務執行役員に就任。
2000年には経営者として、3期連続赤字の(株)アトラスのリストラクチャリング実行と成長戦略の策定により黒字化。
2003年には (株)タカラで取締役常務執行役員として子会社を再編し、 (株) イオンフォレスト(THE BODY SHOP JAPAN)では、ブランドを再生し、売上・利益を倍増させた。
2009年にスターバックスコーヒージャパン(株)の最高経営責任者に就任。新商品のローンチ、ニューマーケット開拓、新チャネル開拓を成功させ、再成長軌道に乗せる。
その後、2011年にリーダーシップコンサルティングインクを設立し、現在に至る。
す…すごい人だ…!
本の構成
この本は大きく7つの章に分かれています。
それぞれの章で、リーダーとして必要なスキルを、著者が自分の経験を基に大変分かりやすく解説してくれています。
第一章 リーダーは、かっこいいとは限らない
この章では、弱い人たちを大事にすることや、謙虚に過ごすことのカッコ良さなど、「ついていきたい」と思われるリーダーの「考え方」について詳しく説明してくれています。
第二章 リーダーは、饒舌でなくてもかまわない
この章では、部下のやる気が変わる一言や、信頼関係の作り方など、「ついていきたい」と思われるリーダーの「コミュニケーション」について詳しく説明してくれています。
第三章 リーダーは、部下と飲みに行かない
この章では、方針の決め方や部下との距離の取り方など、「ついていきたい」と思われるリーダーの「マネジメント」について詳しく説明してくれています。
第四章 リーダーは、人のすることは信じてはいけない
この章では、判断する時の考え方や、部下の意思決定力の鍛え方など、「ついていきたい」と思われるリーダーの「決断」について詳しく説明してくれています。
第五章 リーダーは、立ち止まらなければいけない
この章では、自ら率先して動く大切さや、効率的な時間の作り方など、「ついていきたい」と思われるリーダーの「行動力」について詳しく説明してくれています。
第六章 リーダーは、多読家である必要はない
この章では、読書の方法や学び方など、「ついていきたい」と思われるリーダーの「読書術」について詳しく説明してくれています。
第七章 リーダーは、弱くてもかまわない
最後の章では、人として大切な姿勢や自分の磨き方など、「ついていきたい」と思われるリーダーの「人間力」について詳しく説明してくれています。
どの章も気になるぅ!
この本の見どころ
見どころ ① リーダーシップは生まれつきのものではない
このフレーズに心を救われる人は何人も居るのではないでしょうか?
自分はリーダーの器ではない!と思っている人はたくさん居ます。
でも大丈夫!
そんな器は持ってなくていい!
どんなごく普通の人でも立ち振る舞いや考え方次第で素晴らしいリーダーになれると教えてくれています。
見どころ ② ソリが合わない部下や上司と上手く付き合う方法
これはリーダーをやっていると必ずと言っていいほど出てくる問題です。
あるある!
この大きな問題を、時給で説得したり、人事権行使のタイミングなど、著者の経験を基に培われた技術を惜しげもなく解説してくれています。
見どころ ③ 優れたリーダーは優れた人間力を持っている
リーダーとは全ての人から注視される存在で、だからこそ立ち振る舞いには相当な注意が必要です。
人間として自分をどう高めていくか?
そんな前向きな気持ちにさせられます。
実際に活用しての実例
実例① 自分が変わればチームが変わる
私がこの本を読んで、まず最初に実践したのは、
人への接し方の改善です!
これまでは、「自分の部署の評価をどう上げるか」ということばかりに意識がいって、仲間が失敗すると、焦りや苛立ちを覚え、少し強めに叱ったりしていました。
しかしこの本を読んでからは、目先の業績よりもまずは、チームメンバーや周りで関わりのある人に対して、思いやりをもって接するように心掛けました。
すると、チームワークが強固なものになり、皆でフォローし合うチームが出来上がりました。そこからは業績もドンドン上がり、社内でもトップのチームに変貌しました。
「仲間がいかに大切か」それを思い知らされる素晴らしい内容でした。
実例② カッコいいの概念が変わる
上司の「カッコいい」の概念が変わります。
役職が上がると態度が横柄になったり、仕事を全然やらなくなる人はたくさん居ます。
いるいる!
でもそうじゃない、上にいけばいくほど謙虚でなくてならない。
それがいかにカッコいいかを痛感させられます。
私もこの本を読んでとても共感を覚え、謙虚に過ごすことを心掛けました。
「ありがとう」をマメに言うこと、仲間に気を使わせないこと、後は誰にでもどんな立場の人でも(アルバイトさんやシルバー人材派遣の方など)平等に接する。
これを徹底した結果、「あの人は偉くなってもずっと変わらない」という認識になり、どんどん周りが協力的になってくれました。
しかも話しやすいということで色んな情報が入ってくるようになり、それを仕事で活かせるようにもなりました。
責任者にとって謙虚は武器である!
まとめ:岩田松雄の「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方を読み解く!
この本の著者である岩田さんは、
「リーダーになるチャンスがあるのならばどんどん手を挙げなさい」
とおっしゃっています。
なぜなら、こういった責任ある立場に身を置くことで圧倒的に自分の人間力を鍛えられるからです。
そしてその厳しい環境の中で社員から「ついていきたい」と言ってもらえたら、それは途方もないやりがいを感じることができるでしょう。
この本は、リーダーとしての基本的な姿勢を根本から見直させてくれる素晴らしい本です。
リーダーの姿勢は人によってスタイルが全然違います。
そしてどれが正解というハッキリとしたものはありません。
しかしこの本を読めば自分の中で間違いなく1つの物差しができます。
仲間の心を動かせない人は会社を動かすなんて到底できないということを改めて感じさせてもらえた素晴らしい本になりますので皆様も是非読んでみてください。
後輩にプレゼントしても喜ばれる一冊になっています。
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最後に…
どうせ仕事をするなら周りから「かっこいい!」と憧れられる人になりたくありませんか?
かっこいいビジネスマンとは何か?
それは「仕事ができて見た目もカッコイイ人」です。
当ブログではそんな「イケてるビジネスマン(通称:イケビジ)」になる為の記事が満載です。
■ オシャレなビジネスグッズを紹介する
■ カッコイイ身体をつくろう
■ 仕事のできる人になれる
「ビジネススキル」
■ 職場で頼られる人になれる
「ビジネス悩み解決」
これであなたも「イケビジ」♪